- なかなか原価が下がらない…
- 食材ロスが出てしまう…
- 安い食材をネットで探すのに時間がかかってしまう…
飲食店で働いていると絶対にぶち当たる壁の一つが
『原価』
だと思います。
このどの店舗でも抱える問題を心理学的な考え方から改善していきたいと思います。
その改善策とはとても簡単!
容器を小さくする
です。
拍子抜けする答えだと思いますが、なぜ容器を小さくするのが効果があるのかを説明していきたいと思います。
人は空間を埋めたくなる
人は空間があると埋めたくなる性質を持っていて、それにより満足度が上がる生き物です。
それが顕著に出るのが
『買い物』
です。
買い物かごを持った時と、買い物かごを持たない時とでは、購入点数(客単価)がだいぶ変わってきます。
世界最大のスーパーマーケットチェーン『ウォルマート』ではショッピングカートを持った人は持たない人のなんと『4倍』も購入するというデータがあるそうです。
そして買い物かごを持った場合は75%のお客様が実際に購入するが、買い物かごを持っていなければ35%のお客様しか購入しないのだそうです。
容器が大きいと仕込み量と使用量が増える
この買い物の事を問題定義に置き換えてみると、
容器が大きいとその容器を埋めるべく、1回の仕込み量が増えてしまいます。
容器を小さくすれば、それに見合った分の仕込み量となり、結果ロスになるリスクを減らせ、オーダー時に盛り付ける際も無駄に多く盛り付けてしまうこともなくなります。
薬味等は特にそうで、オーナーなど管理者がやっている間はよいですが、他スタッフに任せた際に容器が大きく、たくさん入った状態ですと、前半にたくさん使ってしまい、それにより後半足りなくなるというアクシデントは誰しもが経験あると思います。
これは一般家庭などでよくあると思いますが、業務用スーパーやコストコなど、安くで大量の食材が買えるのでお得感があって買い物すると思いますが、人は量に余裕があると思うと普段より消費量が増えてしまいます。
結果、それほど食費は安くなっていないと思います。
なので大量の食材を買うときは1日どれだけ使うかを計画を立てるのをお勧めします。
ちょっと話はそれますが、
この視覚の感覚はダイエットにも効果的で、同じ量でも、大きいお皿に盛られるのと小さいお皿に盛られるのとでは満腹度は小さいお皿の方が高いという実験結果もあります。
つまり小さいお皿だと空間が少ないため満足度も高く、たくさん食べれたという感情が高いんでしょうね。
ダイエットされている方は取り入れてみてください。
話を戻しまして…
容器が小さいと感覚的に配分しやすくなり、たくさん使ってしまうことも改善されていくと思います。
容器のサイズもそうですが、盛り付けに使うスプーンなどを小さくするのも効果があると思います。
あっ、スプーンを小さくするのもダイエットに効果的だそうですよ。
まとめ
人は感覚として、目の前にたくさんのものがあると使用量が増えてしまう。
なので、小さめのタッパーで小分けにして使用する。
人はスペースがあると埋めたくなる性質があるため、タッパーを小さくすることにより、仕込み量も減らせ、結果、食材ロス減らすことにつながります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
ありがとうございました。
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